苦情を適切に対処するには、対話の主導権を握るというテクニックが必要です。

親御さんが例え異議を唱えに学校までやってきたとしても、まずはお子さんの普段の様子を褒めることから始めます。なぜなら、相手の攻撃的な姿勢を崩す必要があるからです。冷静さを欠いた状態だと延々と攻撃され、対処が難しくなってしまいます。

加えて、相手をよく知っておくことも大事だと言えます。親近感を持たせるような会話、共感を誘うような会話ができれば、相手の気持ちを落ち着かせることができるでしょう。相手が冷静な状態で話し合いを進めることが何より重要なのです。